「年度末には経営破綻」銚子電鉄が起死回生狙いYouTubeを始動

2020年7月22日、「Official銚電 ism」(登録者1.3万人)が「【公式】銚子電鉄「激辛チャンネル」#1 破産寸前〜YouTube始動〜」を公開しました。

赤字での経営続く

「Official銚電 ism」は千葉県銚子市の銚子電気鉄道株式会社が運営するチャンネル。同社は長らく赤字での経営が続いており、現在は食品事業などによって経営を維持していることでも知られます(全売上高の約8割が食品事業によるもの)。
「まずい棒」や「ぬれ煎餅」など、独特なネーミングで話題となりました。

最近では、2017年に話題となった映画『カメラを止めるな!』をオマージュした『電車を止めるな!~呪いの6.4㎞~』を制作(今年公開予定)。
本業の鉄道以外で何かと話題になることが多い会社です。

「持ってるものすべてが古い」

動画冒頭では、代表取締役の竹本氏が登場。
会社としてYouTube活動に本格的に取り組んでいくと宣言するとともに、現在の経営の惨状について話しました。

ご存知の方も多いとは思いますけど、銚子電鉄ですね、なんといってもお金が無い会社でございます。
持ってるものすべてが古い、というよりオンボロでございます。
ここにある古い車両。サビだらけなんですけども、当社が10年前に買った電車です。中古のそのまた中古でございます。
社員の制服も、ほつれたら何度でも塗って直すと、ずっと使い続けています。

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竹本氏は、このまま状況が変わらなければ「年度末にはおそらく経営破綻」すると告白。
「売れるものはなんでも売る」—なんとか経営を維持するため、なりふり構っていられない状況のようです。

線路の石まで販売

今回動画で紹介する銚子電鉄グッズは、「線路の石の缶詰」。
銚子電鉄の線路に敷かれていた石を缶に詰めたもので、女性車掌の袖山氏は「ワックスがけしてあるので、すごく綺麗」と紹介しています。

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インタビュアーが「それって何に使えば?」と質問すると、

重しに使ったり、眺めたりインテリアとしても使えますし、あとは悪い人が来たときに投げたりと防犯にもなるんで、いろいろ使い道はもう…お客様の数だけあると思います

と回答。インタビュアーも苦笑しています。
実際使い道はあまりないようですが、袖山氏は「銚子電鉄を助けてください」と視聴者に購入を呼びかけました。

銚子電気鉄道オンラインショップ:http://chodenshop.com/

心を打たれた視聴者続出

社員の切実な訴えに、コメント欄には

台湾人です。台湾のネット掲示板で話題になってるのを見て動画を拝見させていただきました。
今の状況で行きたくても行けないのは心苦しいです。どうか頑張ってください!応援します!動画もできれば長めに撮って広告いっぱい付いてください!全部見ます!

広告出ないんですけど…銚子電鉄のYoutubeチャンネルって、収益化してないの?
銚子電鉄の車窓liveとか運転手席liveとか観たい!

視聴者から応援のコメントが多く寄せられています。

旅行系YouTuberの「スーツ」(登録者51万人)からも感心のコメントが寄せられました。

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