フィッシャーズ・マサイ、ガンで母を亡くしていたことを告白

2020年6月27日、「フィッシャーズ」(登録者数629万人)のメンバー「マサイ」が「【報告】お母さんを亡くしました。」を公開しました。

49歳の若さで亡くなっていた

マサイは、ちょうど1年前の6月27日、母親が49歳で亡くなったことを明かし、亡くなるまでの経緯や母との思い出を語りました。

マサイの母親は「腹膜がん」という希少がんで亡くなったとのこと。(参考:国立がん研究センター
腹膜がんと診断されたのは2016年4月で、マサイは驚いたものの「治るだろうな」と軽い気持ちでいたそうです。

当時はフィッシャーズが登録者100万人を突破した頃で、マサイはYouTube活動の精神的負担に「のしかかるような感じで大変でした」と振り返っています。

当初は医師からは「治る方向だよ」と言われてており、母親自身も元気だったそうですが、
抗がん剤を続け、1年経った頃からは母親はやつれてきたそう。

治らなかったらそれで終わりなの?

それでも一度はがん細胞がほとんど消滅し、完治の兆しが見えたものの、がんが再発。

母親は複数の病院を回り、いろいろな治療法を試しますが、「やる分体力が減って」いき、そして2019年6月、「母親は亡くなるかもしれない」と医師に伝えられたそうです。

「私どうなるんだろう?」という母親に対し、
マサイは「がんの人に対して何を言えばいいかわからない」「怖かったんです、伝え方が」と動揺したそうですが、母親を信じ、

生きるパターンとお墓に入るパターン、2つ考えると悩まないのかもしれない

と話したそう。

「僕がお母さんなら治る」って言ってもいいんですけど、それで治らなかったら僕が責任をとらなきゃいけません。
逆に「治らないよ」っていうのもそれはもう失礼ですね。
どっちのパターンも考えておくと、この先苦労しないかもしれない。
治ったらそりゃ嬉しいし、治らなかった悲しいけど、治らなかったらそれで終わりなの?っていう話をしました。

マサイは、「治らなければ治らなかったなりの考え」を持つことを提案。
例えばマサイが将来持つかもしれない子供へのメッセージを残したらどうかと勧めたそうです。

この言葉に母親はポジティブになり、実際に将来の孫に向けてのメッセージを残したそう。
すでに母親は余命2週間で寝たきりだったそうですが「ずっと喜んでくれました」とマサイは語ります。

私以上に辛いことを思ったなら、辛いって言いなさい

マサイは母親が亡くなる数日前に交わした、印象深い会話を振り返ります。

フィッシャーズの活動に母親の病気を抱え、家族で喧嘩もしたというマサイは

俺も辛いよ。どうすればいいんだ

と寝たきりの母親にこぼしたそう。

すると、

私を見な。
私はこれなりに頑張ってんだ。
私以上に辛いことを思ったなら、辛いって言いなさい。(中略)
「辛い」って思うんじゃなくて、全部「楽しい」に変えろって言われました。

最期には、意識が朦朧とする母親から「マサイ大好きだよ」という全力のひと言があったそう。
マサイも「凄い感謝を込めての『ありがとう』」という言葉で応えたそうです。

母親がいなかったらこの活動が絶対できてない

マサイは、育った家庭環境も「とても裕福とは言えない」「普通の暮らしをしていたというわけではない」と語ります。

そんな中、フィッシャーズの活動を応援してくれた母親に「感謝しかない」というマサイ。

母親がいなかったらこの活動が絶対できてないし、映像もやってないし、いろんな面で本当にお世話になった人ですね

と感謝を述べました。

フィッシャーズの動画でマサイが「チクワ」というチワワ犬を飼ったことが紹介されていますが(動画)、このチクワはもともと母親が飼っていたそう。
マサイは、生前に母親から預かってほしいと頼まれていたことを明かし、

母親の思いも込めて僕の隣で多分チクワがずっといることになると思う

と話しています。

父親がパキスタン人のマサイは、「母は仏教とムスリム、父はムスリム」のため、お墓選びも悩んだそうです。
母親の希望で、埋葬は土葬にしたそうです。
日本ではあまり見られない形式の葬儀のもようについても紹介しました。

メンバーにも明かしていなかった

マサイは、他のメンバーには母のがんのことを秘密にしており、余命2週間の宣告を受けて初めて打ち明けたそうです。

マサイは「距離が近い友達ほど、すごいショックな話」だといい、自身がメンバーから気を遣われるのを嫌ったようですが、

自分の挑戦のひとつとしてずっと黙ってました。
なんか動きがギクシャクしているところもあったし、なんか当たり強ぇなーと思うことかあったかもしんないけど、
僕のせいでもあり、僕の勝手な挑戦であり、みんなためでもあったかもしれない。

とも語っています。

心を打たれる視聴者が続出

涙を流すこともなく、淡々と母への思いを語ったマサイ。

マサイ〜悲しい話しするなよ〜もう忘れられなくて他人のお母さんなのに気づいたら夜泣いてた、、、マサイこれからも頑張ってね!

まさいさんらしい、人にあるべき気遣いに…とても強い人だと感じました。
ご愁傷さまでした。
何があっても…心強くどうか…どうか、頑張ってください

本当にマサイって 優しくて強い漢だね。
秘密にしてくれてありがとう。そして今 報告してくれてありがとう!

と、その気丈さに心を動かされた視聴者が続出しています。

動画は6月28日17:13現在260万回再生されており、YouTubeの急上昇1位になるなど、大きな注目を集めています。