杉田智和や梶裕貴、小倉唯…
声優界にYouTubeデビューの大波到来

2020年春、声優界にもYouTubeデビューの波が押し寄せています。

これまでの声優×YouTubeといえば

2020年5月現在、声優の中で最も多くの登録者を抱えているのは「花江夏樹」(登録者数148万人)。
声優仲間の「小野賢章」や「江口拓也」らと共に、テレビゲームやボードゲームを面白おかしくプレイする様子が人気のチャンネルです。

小野坂昌也」(同16万人)も、早期からYouTubeデビューを果たしていた1人。
自身の出演するゲームを実況プレイする、というコンテンツをいち早くYouTubeに持ち込み、声優仲間の「小西克幸」と共に2年以上YouTube活動を続けています。

青木志貴」(同11.9万人)のように、オフの過ごし方やメイクに関する話題を提供する声優も。
ただしこういったYouTube活動に精を出す声優はどちらかといえば少数派で、自身の出演作品やリリースしたアルバムの告知としての活用にとどめる声優が多い印象でした。

新型コロナ影響?YouTubeデビュー続々

新型コロナウイルスの感染拡大が暗い影を落としたことで、声優とYouTubeの関係に変化が訪れたようです。

収録現場が“3密”の状態になることが懸念され、仕事の延期やキャンセルが相次ぐ声優業界。
オリコンニュースは先月、俳優や声優1020人へのアンケート結果をもとに、彼らの「今後の見通しが立たない状況である」という厳しい現状を報じています。
(参考:ORICON NEWS「俳優・声優の約7割、新たな仕事依頼「まったくない」4月の収入50%以下が5割超」)

こういった報道が相次ぐ中、今年3月から5月にかけて声優のYouTubeデビューが相次いでいます。

OPダンスで一躍注目浴びる

今春デビューを果たした中でも、特に注目を浴びているのは「杉田智和」(登録者数57万人)。

4月26日には、自身が声をあてたキャラクターになりきって、アニメ『涼宮ハルヒの消失』のエンディングテーマ「ハレ晴レユカイ」の全力ダンスを披露すると、動画は瞬く間に500万再生を突破。
その後も自身のプライベートに関するトークを動画として投稿しており、5月17日までに登録者数は57万人を突破、声優個人のチャンネルとしては2番目に多い登録者数を獲得しています。

梶裕貴、小倉唯…人気声優が参入

4月7日には、アニメ『進撃の巨人』で主人公・エレン役を務めた「梶裕貴」(登録者数20万人)がYouTubeチャンネルを開設してYouTubeデビュー。
今月には『ロウきゅーぶ!』袴田ひなた役などを務めた「小倉唯」(同6.8万人)もデビューし、ASMR系のコンテンツなどの提供に意欲を見せました。

この他にも3月には「白井悠介」(同18万人)や「鳥海浩輔」(同13万人)、「ゆかな」(同1.0万人)が、4月には「今井麻美」(同2.2万人)や「青木瑠璃子」(同1.2万人)…と、今年3月以降声優のYouTube参入が相次いでいます。
(「声優」タグのついているチャンネル一覧はこちら

また、YouTuber事務所・UUUMも「声優三姉妹【チームY】」(同4.3万人)のサポートに乗り出すなど、声優のYouTubeデビューは各業界が注目している様子。
このビッグウェーブは今後、声優界とYouTubeにどのような影響をもたらすのでしょうか。